『養生訓』家業の中の養生
いつも仕事で忙しい人などは、養生のすべを行うことができないという、誤った考えを持っている人もいるだろう。しかし、いつも働いている人よりも、なにもせずに暮らしている人のほうが、健康にはよくない。流木は腐らないし、いつも動いている扉の蝶番は長持ちする。それゆえに、人はいつも働いているほうが、いいといえる。これも養生のひとつである。
昨日は仕事が忙しいから、休みはよく寝よう
1日何もしないのが贅沢だ、働きすぎは体に良くない
こんなことを毎日言い聞かして過ごしている方は多いのでは無いでしょうか?
毎日何もしないということは、その時間生きている事を放棄していることに近いと大袈裟ですが、考える事があります。毎日働くと落ち込む時間や疲れた時間などそんなのを考える時間がない気がします。
血液と人は同じような流れを歩むことが健康への1歩ではないでしょうか?
働くということは、皆さんの考える労働だけではありません自分の中での働き方を考えて行動するのも養生のだと私は考えます。