『養生訓』嗜食と忍
嗜食というのは、音を聴き、飲食をし、身体が色を好むという人間の欲望のことである。欲望のおもむくままに生活をすれば、身体に悪い影響を与える。欲望を抑えることは、善につながることである。養生とは欲を抑えて「忍」の文字を大切にすることである。
人間の3大欲求は、食欲 性欲 睡眠欲である。
その中の1つの食欲に今回は触れている
人間この3大欲求は生理現象と同じで普通の人間ならば当たり前ことだと私は考えてる。
だが、著者は嗜食という言葉を使っている。
では、この嗜食とは一体どういう食べ物こと言うのか?
広辞苑などには嗜食は、習慣的に、また好んで食べること。と記載されている
私自身肉や甘い物など時に口にすることがあるが、毎日デザートしか食べないということは無い。
この著者の考えとしては、嗜食を許してしまった時点で全体のバランスが崩れ病に犯される元凶となると言いたいと考える。
嗜食は1つの例に過ぎないということだ
重要なのは自らの欲を1つでも過剰に許してしまうことが大きな過ちに繋がると考えてる。