『養生訓』人生の三楽
人として生まれたならば、三つの楽しみを知らないのは悲しいことである。一つはいい行いをして自尊心を高める。二つは健康で心配事がないこと。三つ目は長生きをして、人生を十分に楽しむことである。この三つを行うには、養生の教えをよく守ることである。たとえ、お金持ちであっても、後ろめたい気持ちをもっていたり、病気がちであったり、短命な人生であるのなら、この三つの楽しみは得られない。
現代の三楽とは何でしょう?
遊びや仕事をなど様々な娯楽が出てくると思います。
よく、ニュースを見てみると給料と娯楽の割合が合わないものを目にすることがあります。
なので、現代の人達はスマホやテレビなどで人と関わりも持つ機会が少なくなり、自分だけの時間を使う傾向があるように見られます。
ですが、お金があることが全てでは無いと著者はいいます。
最近では有名ブランド創始者ケイトスペードが自殺した事が話題になりました。彼女ほどの富と名声を手に入れてもこのような結末を迎えてしまうのかと私自身も感じさせられました。
世の中は人を中心に出来ています。自分自身や他人を第三者で常に見れるようになることが
人生の三楽に繋がるものが見れるんじゃないかと私は考えます。