「養生訓」睡眠のと養生
意外と知られていないのが、睡眠を長くとるのはよくないことだ。睡眠を長くとると、元気を奪われてしまうのだ。睡眠を短くするのはつらいことであるが、努力して睡眠時間を短くすれば、習慣となるであろう。
私は、睡眠を長く取る方です。
理由は明確で眠いから
これは、私自身を反省しているが良くない行為です。
では、なぜ良くないのでしょうか?
養生訓では、健康の維持は体を常に動かしている事です。なので、睡眠の場合は流れが止まってしまい。だるさや鬱の原因となっていきます。
なので、睡眠は少し短いくらいがベストとなります。
ですが、何も栄養を取らないで動くのは悪です。
しっかりした物を食べ良く頭と体を使いつづける事が健康につながるでしょう。
「養生訓」家業の中の養生
家業の中の養生
いつも仕事で忙しい人などは、養生のすべを行うことができないという、誤った考えを持っている人もいるだろう。しかし、いつも働いている人よりも、なにもせずに暮らしている人のほうが、健康にはよくない。流木は腐らないし、いつも動いている扉の蝶番は長持ちする。それゆえに、人はいつも働いているほうが、いいといえる。これも養生のひとつである
現代では、車があり電車があり、自らの足を使う機会が少なくなっています。
今年は、猛暑の影響あり夏休みでも歩く人は少なく見受けられます。
ですが、人間動きを辞めたらそこで成長は止まってしまいます。暑さも気の勝負です。
自分の体に気を配る事で少なからず体を保護することになります。
いつものウォーキングを夜にしたり、水分や塩分を多めに補給する事で、体の調子も変わります。
体を動かし続けるということはそれだけ体に気を使うことになります。
これらを行うことで初めて養生につながるのでは無いでしょうか?
「養生訓」元気を保つ方法
元気でいるためには、体によくない状況をなくすことと、体を強く保つための心がけをわすれないことであろう。
水田を耕すには、雑草を取り除き肥料をやれば、うまくいく。元気でいる方法も、水田を耕す方法も、同じものである。
身体に良くないとはどのような意味だろうか?
著者は体を水田で例えている。
雑草とは体を悪い部分を表していると考えられる。例えば怪我や病気もそうだがここで重要なのは心の部分でないだろうか?
人はいつでも悩みをかかえている。人はどうしても小さな悩みでも軽く躓きいつまで雑草が取れないままだとその雑草にだけ執着し、ほかの雑草が見えず身体にも影響を与えてします。
ここでいう肥料とは、心の充実感だ心とはつねに気を配り自分の中で責任を与えれば人生も充実したものになる。
心の中充実感で病気や体の調子が大きく違ってくるはずだ。
まずは、心を整え充実とはなにか?と考えるのが元気の秘訣ではないでしょうか?
「養生訓」人生50年
人とは50歳になるまでは、本当の生き方を理解できないものである。50歳までに死ぬことは、若死にである。長生きしないと、学問や知識は上達しないし発達もしない。
長生きとは運命で決まるものではなく、人が長く生きたいと思う心が大事であり、欲の深い人や自暴自棄な人は長生きできないものである。
最近では、日本人のマナーやモラル生き方が問題上がることがある。パワハラ モラハラなど
様々な部分での問題点が浮き彫りになる。
なぜこのような問題に直面するのか、私なりの見解は、自分自身の生き方が確立できてないからだ。人は目上の人を敬うというのが礼儀だがこれは、無理にするものではない。目上の人を始めて自分から敬う気持ちがなければ敬う気持ちが無いのと一緒なのだ。
本来50歳にもなれば人に対して徳を積んでいかないといけない立場だ。だが、大半の人は人に対して徳を積む事を忘れている。なので、目下から尊敬されず、このような問題が多数浮き彫りになるのだ。
人に対して徳を積むという行為が健康も尊敬も寿命も得られるのではないでしょうか?
「養生訓」体と運動
身体と運動
毎日、少しずつ運動をすれば血行がよくなり病気にかかりにくくなる。運動はただ、散歩するだけでもよい。そうすれば、鍼・灸など痛い思いをしなくても健康は保てる。
皆さんは毎日どれだけ歩いていますか?
私は、朝起きたらすぐにウォーキングとランニングを10分ほどですがか欠かさずするようにしています。
このたった10分で体の調子が全く違うことに気付きました。まず、歩くのが楽になります。
そして、朝の食欲が変わります。
この二つが変わるだけで1日の調子や肉体的スタミナが一気に変わることに気がつきました。
現代では、パソコン作業や雑務処理などで椅子に座り歩く習慣が無くなりつつあります。
歩くことや運動は仕事のモチベーションや心の余裕に繋がります。
是非朝の運動を私はお勧めします。
『養生訓』家業の中の養生
いつも仕事で忙しい人などは、養生のすべを行うことができないという、誤った考えを持っている人もいるだろう。しかし、いつも働いている人よりも、なにもせずに暮らしている人のほうが、健康にはよくない。流木は腐らないし、いつも動いている扉の蝶番は長持ちする。それゆえに、人はいつも働いているほうが、いいといえる。これも養生のひとつである。
昨日は仕事が忙しいから、休みはよく寝よう
1日何もしないのが贅沢だ、働きすぎは体に良くない
こんなことを毎日言い聞かして過ごしている方は多いのでは無いでしょうか?
毎日何もしないということは、その時間生きている事を放棄していることに近いと大袈裟ですが、考える事があります。毎日働くと落ち込む時間や疲れた時間などそんなのを考える時間がない気がします。
血液と人は同じような流れを歩むことが健康への1歩ではないでしょうか?
働くということは、皆さんの考える労働だけではありません自分の中での働き方を考えて行動するのも養生のだと私は考えます。
『養生訓』人生の三楽
人として生まれたならば、三つの楽しみを知らないのは悲しいことである。一つはいい行いをして自尊心を高める。二つは健康で心配事がないこと。三つ目は長生きをして、人生を十分に楽しむことである。この三つを行うには、養生の教えをよく守ることである。たとえ、お金持ちであっても、後ろめたい気持ちをもっていたり、病気がちであったり、短命な人生であるのなら、この三つの楽しみは得られない。
現代の三楽とは何でしょう?
遊びや仕事をなど様々な娯楽が出てくると思います。
よく、ニュースを見てみると給料と娯楽の割合が合わないものを目にすることがあります。
なので、現代の人達はスマホやテレビなどで人と関わりも持つ機会が少なくなり、自分だけの時間を使う傾向があるように見られます。
ですが、お金があることが全てでは無いと著者はいいます。
最近では有名ブランド創始者ケイトスペードが自殺した事が話題になりました。彼女ほどの富と名声を手に入れてもこのような結末を迎えてしまうのかと私自身も感じさせられました。
世の中は人を中心に出来ています。自分自身や他人を第三者で常に見れるようになることが
人生の三楽に繋がるものが見れるんじゃないかと私は考えます。